kushami

kushami project
http://kushami-project.com/
有名なアメコミ映画のヒロインがこんなことを言っていた。
「人の本性は言葉でなく行動によって表れる」
くしゃみするみたいに突然クシュン、と、豪快に、爽快に。
気持ち良いことを素直にやる。みんなの楽しい人生をもっと楽しくしたい。
良いものを良いと、好きな人に好きだと、かっこいいものをかっこいいと伝える。

2010/02/25

モラトリアム、撮る

そろそろ暖かくなってきて、外を歩くのが気持ちよい日々になってきた。


昨日の夕方、ふと写真を撮りたくなったので
カメラを持って家の前の河川敷へ。

好きな服を着て、好きな靴履いて、好きな音楽聴いて、好きなカメラを持って、
ゆっくりと河川敷を散歩する。

嗚呼、なんて激しく平和な時間。



いつもの景色の中にティファニーよりも美しい瞬間が眠っている。はず。

撮った自分が言うことではないけど、この写真を見ると無性に散歩をしたくなります。
そういう写真を撮れるようになりたいなー



そして、いつか個展をひらきたい。

5年後でも、10年後でもいい。みんなでお金出し合って、渋谷あたりの小さな
イベントスペースでも借りてね。友達しかこないような感じでいいから。
写真を見せるというより、おしゃべり楽しむくらいのユルい感じで。

このblog読んでる人でも写真好きな人いるでしょ。
トイカメラとかトイデジ持ってる人たち、みんなでいつか写真展ひらこ!


カメラを好きになるきっかけをくれたあなたは今、なにをしているのでしょう。
今でもどこかで写真を撮っているのでしょうか。気になります。

2010/02/21

日常フラクチャー

いよいよやってしまった。
骨折デス!骨折DEATH!

右足の親指の外側。剥がれるように折れてるみたい。
以前からフットサル終わった後とか疲れてるときに疼くように痛かったんだけど
「まー、つき指の折り目がついちゃってるんでしょ。しょーがね」となんとなく放置
プレイしてた。


でも3日くらい前から今までの痛みを忘れてしまうくらいの痛みが走ったので、
さすがに病院へ。


そしたら病院で爽やかなイケメン医師が笑顔でさらっと
「これは折れてますよ(キラッ」
と言うのです。
今日は星がキレイですよ、と言うくらいの爽やかさで冷静なジャッジを下してくれた。

そんな爽やかに的確なことを言われたもんだから、自分も
「やっぱりそうですよね!ありがとうございます!」
と笑顔で返答。
自分は何に感謝をしたんだろう。


たぶん彼は相当モテるんだろうな。あの整った顔で職業が医者。あの笑顔で優しい
言葉かけられたら女性は誰だって運命感じちゃうはずだ。運命ってなんだろう。
神様から何か一つを与えられた人間は、その才能を利用して2つめ、3つめの才能
を自分で育てていく。このイケメン医師はイケメンだから医者になったのか。それとも
医者だからイケメンになったのか。才能ってなんだろう。

そんなくだらないことを考えながらお医者さんの医学的な話を右から左へ受け流した。


骨折したけど全然歩けるし、今日もフットサルやってなんだかんだ走れた。
たぶんこのままクセになって永遠に痛みがとれないじゃないかって予想してる。
もうこんなに頑張ってるし、仕方がないことだよね。
オツカレサマ、ミギアシ。


でもこんな骨折よりも深刻な問題が存在している。

モチベーション。
何のやる気も起きない。ひたすら猫のようにヌクヌクしたい。
たぶんこれは就職ブルーなんだろうなー

何もかも放り投げ出したくなる。
悪い夢がどんどん頭に浮かぶ。


悪い夢を放り投げるためにクルマでドライブへ行く。
クルマを走らせていると、景色と一緒に悪い夢たちもスーっと流れ消えていく
気がする。
だから僕はクルマに乗るのが好きだ。電車も同じような理由で好きだ。


とにかく時間は地球の自転が止まらない限り進んでいくので、今の自分にできる
ことをやろうと思う。

読書をして知識を蓄える。
久しぶりな友人にも声をかけてみようかな。
あとは旅行の下調べ。あ、来月の始めからイタリア行きます。

他にもやるべきことがあるはず。
でも今本当にやるべきことは、寝ること。

色々書いたら頭がスッキリした!
気持ちよく眠れそうです。ありがとう。


オヤスミ、世界。

2010/02/19

余白

自分は強くなれると信じている。


でもまだその自信の中にはちょっと余白が残っていて
その余白部分がいま暴れ始めていて、自分の精神を侵し始めている。

潮汐のようにこのままゆっくりすべて水に飲み込まれてしまうんじゃないか
と考えてしまいがちだけど、そこはなんとか食い止めている。

毎日楽しい、だけど面白くない。
そんなかんじ。これ誰が言ったんだっけ?わすれちった


たぶんそういう風なネガティブな気持ちになっているのは、最近独りで作業を
することが多いせいなのかも。

昨日は大人の科学マガジンの付録の35mm二眼レフカメラをつくってた。
高田馬場のスタバで独りで黙々と。
途中でカヨ姉さんが合流してきたんだけど、作業してる姿を見た最初の一言が

「眼がヤバイヨ、オカシイヨ」

たぶんそれは誇張して言ったわけではないんでしょ。そろそろヤバイな・・・


でもしっかり出来上がったよ!二眼レフ!


二眼レフで撮ると、意図していない写真が撮れる。逆にいうと、狙って撮れない。
だから本当に普段何気ないものを撮ると、いつもと違った肌触りになる。

これからこの二眼レフといつものNikon P6000で知らない世界をのぞいてみよう。
のぞいてみるだけね。いきなりとび込むのは怖いから。




まったく脈絡のない文章になってしまった。
反省してまーす

2010/02/16

The Book

最近一日に一冊のペースで読書に耽っている。暇だから。


でも本の中には何かそれらしきヒントは書いてあるようだけれど、モノゴトの真理は
書かれていない。
だからやはり現実世界でモノゴトに触れないと自分の感情は動かされないんじゃな
いかと思うんです。

でも自分の感性ベクトルと響き合う本と出会うことによって、今まで雑風景として認識
から除外されていた現実が急に輝きだすこともあるわけで。
そういう本と出会った瞬間は、やはり運命を感じてしまうのです。


もっと自分は視野を広げると同時に深めないといけない、と日々感じています。
世界を広角で視る事は意識しているけれど、一つ一つの物事に対して焦点を絞って
しっかりと見定めることがまだ足りない。というか、苦手。

自分はある程度物事の筋が見えると投げ出すクセがある。
学業。音楽。あらゆるモノゴトにいえる。この前初めて行ったスノボもすごく楽しいなと
思ったけれど、ある程度「こういうものなんだな」と感じると途端に興味が薄れてしまう。

今まで興味が薄れず続けてきているものといったら、サッカーとファッションと人間くら
い。
サッカーに関しては、まだ全然自分が納得する及第点に到達していないから続けて
いて。
ファッションは、そもそも輪廻転生みたいな性質があるから。
人間というのはどんどんその人物を知りたいと思える人が見つかると、どんどんその人
を研究したくなる。


できるならこれからももっと興味をそそるものに手を出し、自分の世界を広げる。
広げた新しい世界を深める。普通の人が見てもどうでもいいと思う現実にも輝きを見出
していきたい。そのヒントを与えてくれるものが「本」なのかな。

「本当はちがうんだ日記」/穂村弘

2010/02/12

ソラニン

ソラニン


すごく爽やかで、透明で、すぐに消えてしまう「何か」を僕たちはいつも信じていて、
でもそれが何かははっきりとはわからなくて。逆にはっきりとわかってしまうのが怖か
ったりもして。
そういうとても不安定で曖昧でだらっとした青春を過ごしてる僕たちにピッタリな作品
だと思う。

映画がどういう風になるか楽しみだにゃー!(4月3日公開!)
芽衣子が宮崎あおいというのはデファクトスタンダード
種田がフィッシュストーリーの逆鱗バンドのボーカルの子でしょ?ちょっとカッコよす
ぎ(ry
自分のキャラ(というか立ち位置)とそっくりのビリーが一番スキ

そして楽曲。このタイトルにもなっている「ソラニン」をアジカンが担当している。
実は自分あんまりアジカン好きじゃなくて。まーただみんなが好き好き言い過ぎてて
あまのじゃくなだけなんだけど。
でも、この「ソラニン」に関してはアジカンが適任なのかなと思った。
宮崎あおいが「ソラニン」をどういう風に唄ってるのか気になる。

ソラニン、すごく悲しいけど前に一歩踏み出すキッカケになってくれる作品だと思い
ます。興味ある方はぜひ!


最後に、YOU THE ROCK★が大麻取締法違反で逮捕された記念で。

いつかのファッションショーとかのイベントで2,3度見たことあるんだけど、
YOU THE ROCK★って高校の同級生のヤマギシ(http://kayy1120.blogspot.com/2010/01/blog-post.html
に雰囲気がカブりすぎてて笑った。なのでとても親近感がある。

バレないさ♪バレないさ♪
・・・ってバレてんじゃん!!と誰もがツッこんだ曲

2010/02/09

夜明け、5分前

地元で急遽飲みにいく


6時前に解散。

セブンイレブンがある交差点までチャリンコ2ケツして
チャリンコ乗っけてくれたやつと別れてから、ゆっくり歩いて帰った。

飲みながら昔のコト色々と語りあったから、ちょっと感傷的な帰り道。
今日の夜明けはたしか6時35分で、時刻をみるとちょうど夜明け、5分前。

夜明け前の空は恐ろしい。恐ろしく感傷的な帰り道。


いつもとあんまり変わらない朝なんだけど、今日はなぜか感傷的になって
しまった。

今日みたいな何でもない日常がどんどん減っていっているわけで。
何でもない日常が非日常に変わる瞬間がいつかやってくるのかな。

そう考えると、今この瞬間はすごく幸せなんだろうな、と感じてしまった。
すごくクサいんだけども、そういう風に思う。


変わらないでほしい。この夜明け、5分前



君の街まで/ASIAN KUNG-FU GENERATION

2010/02/08

あかり from HERE

SK8練習してる。もう何回転んだか。


もう何十回と転んだので「転び方」を覚えた。最近あまりケガしないようになったよ。

これは人生でも同じことが言えちゃうなー
と一人で「フフッ・・・」とニヤりながらまたスケボー乗って、滑って、そして転んで。

楽しい。すごく楽しい。だけど寒い。
早く春になれ。



最近ご近所さんから“ご心配”されているらしい。

そりゃ心配されるよなー。せっかく早稲田卒業したにもかかわらず、働かずに昼間
から近所の公園でフラフラしながらスケボー乗ってるんだもん。
みんなが寝静まってる夜中には(アクションサッカーの試合に行くために)うるさい
エンジン鳴らしてクルマで駆け回って、明け方帰ってきてゴミ出しのおばちゃん達
に挨拶して。起きるのは昼過ぎ。通称、ニート。

でももうそろそろ居なくなるんで。しっかり就職するんで。安心してください、ご近所
のみなさん。僕も立派ではないけれどしっかりと生きていきます。


そんなことしてたらまた朝だ。また明日が始まる。

太陽の光が、眩しい。



最後に
去年リリースされたものだけど、最近になって聞くようになった。
クラムボンとブルーハーブ・・・あつい!!

あかり from HERE ~NO MUSIC, NO LIFE.~ / クラムボン feat. THA BLUE HERB

2010/02/06

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(村上春樹 著)



旅行中に読了したのだが「物語」として非常に面白く、この勢いで感想を書いて
しまうと冷静な考察ができないと思い、ちょっとこの一週間落ち着いて色々考え
た。
先に言ったけど「物語」として非常に面白い。読書素人の自分でもスラスラ読め
て、上下2冊のボリュームある作品なのだけど、飽きなかった。


キーワードは「心」。
口下手(書き下手?)でうまく表現することができないんだけど、自分の心の存在
を如何様にするか。そういう部分が焦点なんだと思う。

あと自分の中で気になったところが、暗闇。
あそこの部分で心と体、心と神経、心と意識、なにかしらの「つながり」について
考えさせられた。あそこの自問自答ぽいドロドロした感じすき。


この作品は数年後もう一度読んだほうが考えさせられそう。仕事に明け暮れて、
心を失って感動もしないが平和で静かな生活に慣れてしまった自分にこの作品
を読ませたい。感動しない、愛も感じない毎日を過ごしてることを「生きている」と
言ってしまっていいのか、と。
まずそうならないように気を付けなければ。心は失いたくない。
学生の頃と変わらない勢いで遊びたい。心だけはteenのままで。


とにかく、自分を根本から変えてくれる何かと出会いたい。
感動して手がニコチン中毒の人みたいにブルブル震えるくらいの経験がしたい。

「そんな経験しても結局何も変わらないよ」と君は言う。
もちろんそうだ。いつだって自分は何も変わっちゃいないと気付く。
だがそれは大した問題ではない。
その経験こそ、その心こそが、大切。

2010/02/03

旅をして感じたことを簡単に。


旅をすることで様々な感情を揺さぶるものに出会うことができた。

そしてそこで考えさせられたこと。

感情を共有できる人がいることが幸せ。
自分ひとりでどんなに素晴らしいものに出会えたとしても、その想いを、感情を
誰かと共有できないととても悲しい。その感情を捨てるのと一緒なのではないか
と感じた。
誰かとそういう感情を共有したいからこそこうやってblogを通してみんなに伝え
ているのだと思うし(一方通行ではあるけれど)、感情を、感動を共有できる人
がいればどんなところでも感動することができるのではないか。

シンプルであるけれど、それが今回の旅の感想。

感情を共有できる人と時間を共有したい。
あともう少しでモラトリアムも終わる。それまでにあと何度感動することに出会え
るか。

2010/02/01

ダイヤモンド

遅くなりましたが、旅から帰ってきた!タダイマ!

時差ボケで眠れない。だから前回のblogの続きを書こう。


『グランドキャニオン・ラスベガス編』!!

いよいよこの旅の最大の目的であるグランドキャニオンへ。
滞在地のラスベガスからクルマで5時間半。長い。
ラスベガスの人工的なカラフルな景色から徐々に乾いた砂漠色になっていき、
それから徐々に雪の白と松や杉の濃緑色の美しいツンドラ地帯に変わった。
そういう景色をボーっと見ていたらあっという間にグランド・キャニオン国立
公園へ到着。

文章に起こすと5時間半の移動もたった4行で終わる。言葉の力ってすごい!

ちなみに移動の間はひたすらiPodで音楽聴いてた。
ラスベガス~砂漠まではTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT。砂漠にまっすぐ伸びる
道路が彼らの乾いた音にピッタリ。「GT400」が最高にフィット。
景色が雪化粧になってからはスーパーカーにした。Love Foreverとかね。



グランドキャニオン

そこは地球そのものが芸術であると実感させられる場所。
地球は芸術であり、その芸術から発せられるパワーは計り知れない。
どんな芸術家でもこんなに威力がある作品を描き上げることはできない。

美しすぎて、カッコよすぎて、言葉に表すことができなかった。
ただただボーっと立ちつくし、たまにシャッターを切る。

グランドキャニオンを表現することってなんて難しいんだろう。さっきは5時
間半の移動を4行やそこらで表現できたのに、グランドキャニオンはどんなに
言葉を使っても表現できないし、もちろん写真でもその美しさのほんの一部
しか捉えることができない。

ただ、美しい。ただ、カッコイイ。

たった数時間の滞在ではあったけれど、あの情景は忘れられない。絶対に。

絶対にもう一度、いや、もう二度三度、この芸術を見に来よう。次はトレッキ
ングやラフティングをしよう。もっともっと深く強く触れたい。



そっからまた5時間半かけてラスベガスに戻る。


ラスベガス

グランドキャニオンとは完全なる対極。人間の欲望で出来上がった街。
すべてが完成されている。しかし今でもなお進化し続けている。
「人間の欲望」って表現するととても嫌な汚い印象になってしまうけど、欲望
を持つことってそもそも自然なこと。欲望と希望は根本的な部分は同じなん
じゃないかな、と考えさせられる。
だからこそその欲望を研磨していくと、とてつもなく輝く。
まさにダイヤモンド。そう、それがラスベガス。

もう街全体がエレクトリカルパレード。どっかからミッキーが出てくるんじゃ
ないかとあたりを見渡す。もちろん、出てこない。
まだまだ自分にはこの街を楽しめる資格はないなというのが感想。自分はまだ
まだ純粋ですから。


カジノでは$50をスロットマシーン投資して途中で「こりゃあかん!」と思い、
切り上げる。結果、$35の負け。簡単にはお金持ちにはなれないらしい。地道
にせっせと働きます。残業カモン。

スロットマシーンで余った$15でデニーズでハンバーグ食べる。日本のデニー
ズのほうが数倍美味い。このblog書き終えたらデニーズいこっと。


いったんこれで終了。デニーズ行って寝て起きたら、今回の旅の総括をまとめ
てみる。