月食は美しかった。
日比谷シャンテで友人と飲酒し、店から出る。
東京の中心でも月は綺麗に見える。しかし周りの星は見えない。
昨秋より名古屋をメインに生活を始めた。もっと名古屋に張りつく生活をするかと思ったけど、意外か、当然か、毎週末のように東京に出向いている。
東京を外から眺めることによって今まで気付かなかった東京の側面を知ることができた。同時に地方の現実も知った。
当然だけど、東京より利便性が高くない。動きも遅い。
新しい情報は情報があるところに引き寄せられていくんだな、と傍から感じた。
情報は地方にも届く。だけど直接触れられない。理解するのに中心よりも時間を要する。地方の不可避の現実。
東京は輝く月、地方は見えない星
2011年に入ってから情報を伝達するツールが一気に増えた。
しかし自分は直接顔を合わせ、目を見て会話をしないと上手くコミュニケートできない。
言葉だけで気持ちを伝えられるほど口達者ではない。
情報を伝達するツールが増えたけど、まだまだ上手く活用できていない。
来年こそは上手く活用せねば