kushami

kushami project
http://kushami-project.com/
有名なアメコミ映画のヒロインがこんなことを言っていた。
「人の本性は言葉でなく行動によって表れる」
くしゃみするみたいに突然クシュン、と、豪快に、爽快に。
気持ち良いことを素直にやる。みんなの楽しい人生をもっと楽しくしたい。
良いものを良いと、好きな人に好きだと、かっこいいものをかっこいいと伝える。

2010/03/12

チャオ!

イタリアから帰ってきた!ずいぶん前に。

更新遅くなりました。イタリアで風邪ひいてしまって、帰国してからもゴホゴホ
してた。たぶんホテルとか飛行機内が乾燥しててそれで喉がやられちゃったの
ね。飛行機内に加湿器置いて欲しいよ


今回のイタリア旅行は、ローマ→フィレンツェ→ヴェネツィア→ミラノを列車で周遊
する旅。世界の車窓から。

                                     (Rome)                                     (Venezia)
イタリアは建築の国だなー、と。どれもこれも建物が凄かった。ドゥオーモとか。
建物のカタチはパリと似通った部分があると感じたけれど、パリよりも色使いがさ
れていて、それが地中海に面した国の「らしさ」なのかと思った。見ていて綺麗、
というより楽しい建築っていうのかな。歩いていて飽きない。でも道は石畳だから歩
きすぎると疲れる。スニーカーを履かなければいけないという法律をつくってもい
いくらいだったね。


でもね、そんなイタリア。オモテナシ精神がないのは悲しかったー。
こんな凄まじい歴史と素晴らしい建築物、そして美味しい料理を持っている国
なのに、笑顔を持っていないのはどうかと思う。

イタリアでは客と店員の立場が日本と逆らしい。リストランテやトラットリア(レストラン)
でも「あなたたちに食わせてやってる」というスタンスなのだ。極端にいうと。
スーパーマーケットでも店員の態度悪すぎるし。ダラダラ仕事をしてもいいけど、せ
めてお客に対して「チッ」と舌打ちするのはやめようよ。小銭がなくて紙幣で払っても
眼前でため息つくのはやめようよ。

もちろん、なかにはすごく気さくに、これぞ想像してたイタリアン!という風にフレンド
リーに接してくれるお店にも出会った。特にフィレンツェとかちょい都市を離れた
土地ではすごく気持ちよい人たちがたくさんいた。


でも全体的に言うと、「ホスピタリティ」という点で評価すれば
フランス>>イタリア
かな。

たぶん歴史的な背景や世界遺産の数・質においてはフランスとイタリアの評価は同等
だと思うけれども、そのOMOTENASHI的な部分でイタリアは観光立国フランスと
水をあけられているんじゃないかな。


まーここまで不平不満をたらたら書いてしまったけれども、それでもやっぱり楽しかっ
たです。

ローマではスーツ職人の卵が一日観光コンダクターになってくれて、普通の人以上に
充実したローマ観光を味わえた。そのスーツ職人さん、銀座の老舗洋服店のせがれ。
こりゃ後々のためにも関係を持続させたい。というか本当に良い方でした!あの人が
仕立てたスーツなら信用して着れると思う!これからも頑張ってください!!

ヴェネツィアの水都市はやはり風情がありました。ゴンドラ高いけど、あれは絶対乗る
べき。でも街全体が迷路で、待ち合わせの時間に間に合わなかったら最後は向こう岸
まで泳いでやろうかと思った。

ミラノは経済都市。日本でいう東京かな。歴史的・宗教的建築物と現代の都市機能を
うまく混ぜ合わせ・・・ようと思ったけどちょっと失敗しちゃってる感は否めなかった。

それはイタリア全体でも言えるんだけど。フランスより最先端技術を自分たちの生活に
入り込ませることにちょっと抵抗感があるのかなー


ちょっと長くなったけど、これがモラトリアム最後の海外旅行の感想。
なんだかんだ今回も色々吸収させていただきました。

すべてにアリガトウ。そしてゴチソウサマ。チャオ!


最後に、イタリアで撮った写真のなかでオキニの一枚。
『ヴィヴィッド、ベイビー、カタグルマ』


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